子どもに夢を、若者に希望を、そして、女性が輝く、笑顔あふれる横浜の実現を!山本たかしの政務調査ニュース
貧困に苦しむ子どもたちが、経済格差の中で十分な教育機会をうけることができないことは、日本にとって大 きな損失です。現在、家庭問題で増加する離婚は、平成27年度調査では22万件、35.4%、3人に1人が離婚するとい われています。こうした離婚は、経済的貧困に苦しむひとり親家庭を増加させ、未来に夢をもたない子どもたちを 増加させました。さまざまな困難に直面するひとり親家庭に対するきめ細かな福祉サービスと自立に向けた支援 については、平成14年11月の「母子及び寡婦福祉法」の一部改正を機に、横浜市でも平成15年度から5年毎に「自 立支援計画」を策定しています。
「母子家庭」とは、「母と20歳未満の児童がいる世帯(同居の親族がいる場合を含む)」
「父子家庭」とは、「父と20歳未満の児童がいる世帯(同居の親族がいる場合を含む)」
「寡婦」とは、「かつて母子家庭の母であって、子どもが成人し、現在も配偶者のない状態にある方」
平成28年国民生活基礎調査では、子どもの貧困率は13.9%と、3年前の前回調査(16.3%)から改善されていますが、ひとり親家庭の貧困率は5割を超え、依然として状況は厳しいものがあります。
■同居の親族がいないひとり親家庭の数19,724世帯(うち母子家庭17,600世帯 89.2%)
■母子家庭の平均年収(児童扶養手当、養育費含む)361万円。約4割が300万円未満。
■母子家庭の子どもの数 「平均1.58人」
■母子家庭になって困ったこと
「生活費が不足している」57.6%/「炊事洗濯など、日常の家事ができない」38.9%/「就職先が決まらない」13.9%
■福祉制度の認知状況
知っている:
「区役所の福祉関連窓口」、「児童相談所」、「公共職業安定所(ハローワーク)」、「市営住宅」、「児童扶養手当」、「生活保護」、「ひとり親家庭等医療費助成」、「就学援助」、「バス・地下鉄等の特別乗車券交付」7割は知っているが、3割が知らない!
知らない:
「横浜型児童家庭支援センター」や「母子・父子家庭自立支援教育訓練給付金」、「母子支援施設」、「生活困窮者自立支援」 3割は知っているが、7割が知らない!
今後利用したい制度:
「 母子・父子家庭自立支援教育訓練給付金」や「ひとり親サポートよこはま」等の就業支援や「市営住宅」がニーズが高い。
子どもは社会の宝! 子どもの未来へ地域でサポート!
- ひとり親家庭では、親が子どもにあてられる時間が取れず、親との関わりが少なかったり、DV(家庭内暴力)や児童虐待などにより『心のケア』が必要なケースがあります。また子どもたちも親に無理をさせてはいけないと、将来の夢や希望を持てなかったり、自身の進む進学や職業選択よりも負荷の大きい就労の選択をするなど、比較的早く人生をあきらめてしまうことがあるといわれています。
- どんな状況であろうと子どもが健やかに成長できるよう、子どもの視点にたったサポートが必要です。 近年、子ども食堂や学習支援、多世代交流の取り組みが注目されていますが、社会が支え、助けあい、子ど もたちや若者が未来をあきらめない、夢と希望の持てる社会を創ることが大切です。
世界とつながるICT教育の充実を!
横浜市では、平成30年に策定した『横浜教育ビジョン2030』の具現化に向けたアクションプラン「第3期横浜市教育振興基本計画(2018~2022)」を策定しました。その中でもグローバル社会で活躍できる人材の育成が重要であり、コミュニケーション能力と情報処理能力に必要な知識やスキルアップに、『ラウンド制』授業の導入やプログラミング教育が必要であり、横浜市も積極的な教育投資をすすめなければなりません。2020年度から導入されるプログラミング教育の必修化に向けた課題の共有化と迅速な準備が不可欠です。米国アップル社も、プログラミング教育の普及啓発に取り組んでいます。横浜市の子どもたちのICT活用力が向上するよう、さらなる充実強化に取り組んでいきます。また、市内在住・在学の高校生を対象とする海外留学支援事業に『横浜市世界を目指す若者応援事業』があります。高校生が世界に挑戦し英語力をはじめとするコミュニケーション能力や異なる文化・価値観を理解する力を身につけるのはもちろん、国際社会に貢献できる一員に成長するチャンスです。現在、横浜サポーターズ寄附金の寄付メニューとして事業支援を行っていますが、今後は「クラウドファンディング」による新たな事業財源の確保に自治体が取り組むことが重要です。
女性が活躍する街、「YOKOHAMA」の創造!
2019年から横浜市人口のピークを迎え、かつて経験したことのない『人口減少時代』を迎えます。そうした変化にあっても、活気のある都市として横浜は成長し続けなければなりません。その主役は『女性・若者』です。現在、我が国の最も活気のあふれる街として156万人都市の福岡市が注目されています。374万人都市ヨコハマの半分にも満たない福岡市の成長力にあらためて注目し、ベンチマークの対象とすべきです。平成29年の国勢調査では、福岡市は人口増加率は第1位であり、転入者割合も第1位、女性若者率(15歳~29歳)も第1位(9.1%)となっています。ちなみに横浜市は第12位です。若者率も第1位となっています。加えて、外国人留学生が選ぶ都道府県としても、東京、大阪の次が福岡県であり、神奈川県の2倍となっています。新たに起業・創業する数も事業所数も3296事業所あり、開業率7.65%と大変高い数字です。
横浜市でも、F-SUSよこはまを中心に、女性のスタートアップ、起業家支援を行っていますが、さらなる起業インセンティブ、スタートアップ支援をすすめていかなければ活力ある横浜、持続可能な横浜を創ることができないでしょう。女性は事業や商品を創造するユーザでありクリエイターです。新しい文化を発信する女性が輝く街「YOKOHAMA」をつくるためにも、女性の視点にたったマーケッティングが不可欠であり、女性が活躍できるためのさまざまな環境整備をすすめることが重要です。
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政務調査ニュースTOPIX
- 財政ビジョン特別委員会報告 成長を創る財政出動をすべき!
- くらしに寄り添い、明日への活力をつくる。市民・文化観光・消防常任委員会
- セーフティネット住宅のご案内
- 総合審査(その1)市長へエール!君子豹変、小人革面』
- 総合審査(その2)脱炭素化の挑戦とセーフティネット住宅
- 総合審査(その3)デジタル改革とグローバル都市経営
- 予算と重要課題を、『総合審査』令和4年3月号号外
- 「歳出改革」を前面に出した『財政ビジョン』と『セーフティネット住宅』
- 令和4年2月号号外
- 根岸駅周辺のまちづくり
- 横浜市住生活基本計画の改定
- 横浜環状南線の完成で、期待される開通効果
- 決算議会を終えて
- 市長公約の財源は??
- 横浜の観光MICE 戦略の柱IR(統合型リゾート)誘致断念
- 地方創生の成長戦略、横浜イノベーションIRの意義と政治の責任
- 新型コロナウィルス対策補正予算を可決
- 消防団活動の現状レポート&障害者雇用機会を増やす
- 生活支援特別給付金
- 都市公園行政を考える
- 特集:脱炭素化と学校建替
- 南本牧ふ頭コンテナターミナル「今春より、一体運用開始」
- 屏風ケ浦交差点改良工事着手
- 新型コロナウイルスワクチンの接種のお知らせ
- 「バス交通」について考える!
- 本牧・根岸に新交通を!
- 菅総理の目指す地方分権改
- 根岸住宅地区跡地利用基本計画(案)横浜市立大学医学部・附属2病院等の再整備構想(案)
- 市政の重要課題を質問③
- 市政の重要課題を質問②
- 市政の重要課題を質問①コロナ禍の横浜を守る第3次補正予算を決める!
- 自由民主党神奈川県支部連合会 総裁予備選挙
- 認知症予防「磯子モデル」で、磯子区から横浜を元気に!
- 経済を回復!生活を守る!
- 取り残される「磯子区」の市街地開発
- 米軍根岸住宅地区は横浜の希望!
- くらしを守り、成長への始動!
- 横浜市の新型コロナウィルス感染症対策
- 未曾有の国難から「命とくらし」を守る!求められる緊急経済対策
- 区づくり市会議員会議報告
- イノベーション都市横浜がめざす「都市型IR」への期待
- 中長期戦略にみる横浜市政の課題
- 温暖化対策統括本部の「市民・企業と連携した脱炭素化プロセス」
- 大都市横浜の「都市型IR」その魅力を探る!
- 現状を打破し、硬直化した財政を安定化させる1年
- 笑顔と元気な横浜を創ります!
- 根岸エリアX(米軍根岸住宅地区)日米共同使用、合意なる!
- 放課後児童クラブ特集号
- 【決算議会報告】根岸エリアX(米軍根岸住宅地区)跡地活用に横浜の成長を託す!
- 成長を創る政策課題
- 米軍根岸住宅地区の開発が、根岸・磯子の未来への起爆剤
- 横浜市民の水源「道志の水」を守る!
- 「共有しよう磯子の課題」磯子区区づくり市会議員会議
- 根岸駅周辺の再生につながる米軍根岸住宅地区の開発
- 安心して飲める横浜の水「水道法改正と横浜水道の将来」
- 消費税でくらしを守る!社会保障の充実と教育の無償化
- ハマの健康シリーズ① 脳卒中・循環器病対策
- 「令和(れいわ)」の時代、横浜市会の展望
- 子どもに夢を、若者に希望を、そして、女性が輝く、笑顔あふれる横浜の実現を!
- SDGsは、未来都市横浜の合言葉
- 指定都市行財政問題懇話会報告
- 第3回区づくり市会議員会議
- 市長に質問!横浜の成長戦略
- コスモス・ミーティングから見える磯子の課題
- 地域が主役。いそごの元気!
- 磯子のまちで、元気に生きる!
- 人口減少社会の横浜の財政について
- 横浜の未来を創る。新中期計画の議論、始まる!
- 災害救助法の改正案が閣議決定~『特別自治市』の実現を!
- 医療・健康福祉政策進捗度チェック
- 横浜市の国際戦略(成長戦略)を考える!
- 予算特別委員会(健康福祉局関連)
- 磯子区の個性ある区づくり予算案
- 平成30年度の予算案のポイント【2月号外】
- 子ども・子育て政策の『大きな前進!』
- マニフェスト中間検証!
- カジノに頼らない、横浜独自のIR戦略に期待!
- 道徳教育推進条例制定をめざします
- 国際都市「ヨコハマ」レポート
- 子ども青少年委員会レポート
- 業界団体からの来年度予算要望!
- 【磯子区制90年】区づくり推進議員会議
- 災害救助の主体を県から市へ
- 意識を変え、「災害」を防ぐ!
- 横浜「港」の魅力
- 横浜市子ども・子育て支援事業計画
- 平成29年度磯子区の予算編成
- 磯子区まちづくり方針の改定素案
- 災害時の「女性避難所」の設置を!
- 松本純国家公安委員会委員長に訊く!
- 高速神奈川7号横浜北線開通!
- シーサイドライン通学定期が値下げ!
- 「AEDの普及促進」
- 【特集】東日本大震災で注目されたLPガス
- 「安心のまち」を考える!
- 放課後児童クラブの運営改善を!「横浜学童保育 磯子・中ブロック議員懇談会」
- 横浜プールセンター再整備サウンディング調査結果報告
- 「医療の安心」を考える!
- 未来のまちづくりへ20年後の磯子プラン!
- 肢体不自由児の教育環境の改善を提言!
~北綱島特別支援学校を視察して~ - 平成27年度決算の事業レビューの徹底を!
- 高齢社会の福祉は、経済の成長です!
- 世界のハブポートをめざし、強い横浜経済の再生を!
- 今井絵理子さん(歌手/元SPEED)と対談して
- 東日本大震災から5年横浜の地震防災対策を検証する
- 磯子・根岸の活性化策|臨海部立地企業との共存・共生
- 参議院選挙で安定したくらしを
- 三原じゅん子参議院議員インタビュー
- 選挙権「18歳」と教育の現場
- 神奈川県立汐見台病院の移譲について
- 横浜市脳卒中神経脊椎センターの山本勇夫病院長に聞く
- 超高齢化社会における安全な歩行空間の確保を!
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